5年ぶり通行可能に 老朽化で改修の秋津橋
老朽化のため通行止めになっていた和歌山県田辺市秋津町の秋津橋(市道秋津町33号線)の改修工事が完了した。21日午前9時から、約5年ぶりに通行できるようになる。
2013年の道路法改正で橋やトンネルなどについて5年に1度の点検が義務化され、市は14年度から管理する約960橋の点検を実施している。
秋津橋は右会津川に架かる橋で、延長60メートル、幅員4・5メートル。15年度の点検で橋脚に亀裂が見つかり、4段階ある区分で最も危険な「緊急措置段階」と判定。崩れ落ちる恐れがあるとして、16年3月から通行止めとなっていた。
近くには耐震基準を満たした国道の橋や歩行者が利用できる橋もあるが、秋津橋は地元住民にとって生活道路として長く親しまれていたこともあり、16年11月に秋津町内会が「残してほしい」との要望書を提出。市は18年に改修して維持する方針を決定し、19年度から事業に取り組んでいた。
改修工事では、腐食した鉄筋にさび止めを施し、ひび割れが起きたり、剝がれ落ちたりしていたコンクリートを補修。アーチ型だった橋脚を補強した。
事業費は6932万円。うち約6割は国の補助金で賄う。
2013年の道路法改正で橋やトンネルなどについて5年に1度の点検が義務化され、市は14年度から管理する約960橋の点検を実施している。
秋津橋は右会津川に架かる橋で、延長60メートル、幅員4・5メートル。15年度の点検で橋脚に亀裂が見つかり、4段階ある区分で最も危険な「緊急措置段階」と判定。崩れ落ちる恐れがあるとして、16年3月から通行止めとなっていた。
近くには耐震基準を満たした国道の橋や歩行者が利用できる橋もあるが、秋津橋は地元住民にとって生活道路として長く親しまれていたこともあり、16年11月に秋津町内会が「残してほしい」との要望書を提出。市は18年に改修して維持する方針を決定し、19年度から事業に取り組んでいた。
改修工事では、腐食した鉄筋にさび止めを施し、ひび割れが起きたり、剝がれ落ちたりしていたコンクリートを補修。アーチ型だった橋脚を補強した。
事業費は6932万円。うち約6割は国の補助金で賄う。