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外国人技能実習生を紹介 みなべ町西本庄「協同組合 梅ノ郷」

 みなべ町西本庄の「協同組合 梅ノ郷」(山西一善代表理事)は、外国人技能実習生を受け入れ、実習実施者に紹介する事業をしている。同組合は「気軽に問い合わせして」と呼び掛けている。

 外国人技能実習制度は、日本の技能や技術、知識を開発途上地域などへ伝え、その地域の発展を担う人づくりに寄与することを目的にしている。実習生は実習実施者から賃金を得て働きながら、技術などを学ぶ。

 組合は昨年設立。肥料の共同購買と、技能実習生の受け入れ監理団体としての事業をしている。

 技能実習生はベトナム人の受け入れをしており、いまのところ、新型コロナウイルスの関係で実習生の入国が遅れているが、みなべ町や近隣市町の10社以上から申し込みを受けているという。

 同組合で受け入れが可能な職種は、農業では施設園芸、果樹作、畑作・野菜。他に農産物漬物製造業や建設土木業、通所・短期入所介護事業、牛豚食肉処理加工業、総菜製造業がある。

 実習生の紹介を希望し、実習生を受け入れる場合は、組合加入出資金や実習生1人当たりの監理費、給料などが必要となる。

 同組合は「組合では技能実習生の監理団体として、入国から帰国まで責任を負っており、技能実習生は熱心に働き、受け入れした人の助けになって評判も良い。もっと多くの人に知っていただければ」と話している。

 問い合わせは、平日の午前9時~午後3時、協同組合梅ノ郷(0739・74・8024)へ。

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