宿泊券の利用期間9月末まで延長 田辺市のたな旅・じもたび
和歌山県田辺市は、全国向けの「たな旅キャンペーン」と、市民限定「じもたび(地元旅)キャンペーン」の宿泊券の利用期間を、9月末まで延長する。いずれも、新型コロナウイルス感染症の影響で落ち込んだ観光業を支援しようと実施しているキャンペーン。当初は2月末までの予定だったが、感染再拡大で緊急事態宣言が出されていることを受け、延ばすことにした。
たな旅キャンペーンは、市内の対象宿泊施設で使える宿泊券(2万円分)を、抽選で2千人に贈る企画。昨年10月下旬から11月下旬にかけて全国から募集したところ、応募3万160件(倍率15倍)と大きな反響があった。
利用開始は12月1日からだったが、同時期に感染の「第3波」が到来。12月末時点での利用状況は約14%にとどまっている。
1月に入ってから首都圏などで緊急事態宣言が再発令され、当選者からは「期間を延長してほしい」という問い合わせが数十件寄せられたという。
じもたびキャンペーンの宿泊券(2万円分)は昨年7月に募集し、抽選で千人に贈った。12月末時点での利用状況は約54%。
両方のキャンペーンで発行した計6千万円分の宿泊券のうち、約4360万円分(12月末時点)が利用されていない状況となっている。
市観光振興課の担当者は「当選された方々には今後も感染防止にご協力いただきながら、有効に宿泊券を使ってほしい」と話している。
一方、「じもたびキャンペーン」第2弾として、市内の宿泊施設で5千円以上支出した市民に商品券5千円分を配布する事業は、予定通り2月末までで終了する。
たな旅キャンペーンは、市内の対象宿泊施設で使える宿泊券(2万円分)を、抽選で2千人に贈る企画。昨年10月下旬から11月下旬にかけて全国から募集したところ、応募3万160件(倍率15倍)と大きな反響があった。
利用開始は12月1日からだったが、同時期に感染の「第3波」が到来。12月末時点での利用状況は約14%にとどまっている。
1月に入ってから首都圏などで緊急事態宣言が再発令され、当選者からは「期間を延長してほしい」という問い合わせが数十件寄せられたという。
じもたびキャンペーンの宿泊券(2万円分)は昨年7月に募集し、抽選で千人に贈った。12月末時点での利用状況は約54%。
両方のキャンペーンで発行した計6千万円分の宿泊券のうち、約4360万円分(12月末時点)が利用されていない状況となっている。
市観光振興課の担当者は「当選された方々には今後も感染防止にご協力いただきながら、有効に宿泊券を使ってほしい」と話している。
一方、「じもたびキャンペーン」第2弾として、市内の宿泊施設で5千円以上支出した市民に商品券5千円分を配布する事業は、予定通り2月末までで終了する。