和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年06月13日(日)

感染予防し入学式と始業式 小中学校、翌日から臨時休校

各教室でテレビモニターを使って開かれた始業式(13日、和歌山県田辺市東陽で)
各教室でテレビモニターを使って開かれた始業式(13日、和歌山県田辺市東陽で)
 和歌山県田辺・西牟婁の小中学校のほとんどで13日、入学式と始業式があった。マスク姿の児童生徒が元気に登校したが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、各学校は再び14日から臨時休校に入る。

 県立学校を除く田辺・西牟婁の小中学校では、入学式と始業式を8日に予定していたが、管内で新型コロナウイルスの感染者が確認され、延期していた。

 田辺市東陽、田辺第二小学校(新入生54人、在校生289人)では、在校生がマスクを着用して登校。マスクがない児童には教員が手作りするなどしてマスクを用意した。ほとんどの児童は登校したが、新型コロナの影響で登校を自粛する家庭もあった。

 始業式は人の密集を防ぐため、各教室でテレビモニターを使って開いた。野田泰輔校長が「仲間を大切に、あいさつや返事ができる人になろう。明日からまた休校だが、できるだけ家で過ごし、自主学習に取り組もう」と呼び掛けた。

 担任から教科書や毎朝取り組む健康管理シートなどの配布、休校中の過ごし方について諸注意があった後、下校した。2年生の男子児童(7)は「学校がまた始まったら友達と遊びたい」と話した。

 体育館では入学式があり、新入生と保護者、教員、来賓が出席した。出席者にはマスクの着用や手指の消毒、発熱などの症状がある人には入場しないよう呼び掛け、式場の席の間隔を広げるなどの対策をして実施した。

 新入生は保護者に見守られながら入場し、担任に名前を呼ばれると元気よく返事をして起立した。野田校長が入学を歓迎してあいさつした。

 授業が始まれば、感染対策で座席の間隔を広げ、机を向かい合わせにしないなどの工夫をしていくという。

 田辺・西牟婁の新入生は小学校41校822人、中学校21校966人。このうち、田辺市龍神村の中山路小と白浜町の安宅小は新入生が1人だった。