和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2025年05月13日(火)

世界の甲殻類の切手 万博に合わせ展示、和歌山県すさみの水族館

89カ国102地域で発行された甲殻類の切手を展示(和歌山県すさみ町江住で)
89カ国102地域で発行された甲殻類の切手を展示(和歌山県すさみ町江住で)
 和歌山県すさみ町江住にある町立エビとカニの水族館で、世界中から集めた甲殻類の切手が展示されている。大阪・関西万博に合わせた特別企画。89カ国102地域で発行された切手513種類、737点が並んでいる。10月30日まで。

 東京都在住の切手コレクター生出英朗さんが「甲殻類の面白さをぜひ広めてほしい」と同水族館に寄贈した。シオマネキ、ヤシガニ、アサヒガニなどの絵が入った、さまざまな種類の切手がある。

 内訳は、カニ類322種512点、エビ類102種102点、ヤドカリ類82種116点、その他の甲殻類7種7点。

 平井厚志館長(41)は「現在は入手困難で、なかなか見ることができない貴重な切手もたくさんあるので、多くの人に見てもらいたい」と話している。

 開館時間は午前9時~午後5時(最終入館午後4時20分)。年中無休。入館料は大人千円、小中学生500円、幼児(3歳以上)300円。

 問い合わせはエビとカニの水族館(0739・58・8007)へ。