ヤマアカガエル産卵 準絶滅危惧、和歌山県田辺市本宮町の「ふけ田」
和歌山県田辺市本宮町皆地にある皆地いきものふれあいの里の湿田「ふけ田」で、県のレッドデータブックで準絶滅危惧に選定されているヤマアカガエル(アカガエル科)が産卵している。
県立自然博物館(海南市)によると、ヤマアカガエルは日本の固有種で、本州、四国、九州に分布。県内ほぼ全域に分布するが、水田など止水域の減少により数が減っているという。
近くに住む松本純一さん(77)=本宮町小々森=によると、ふけ田では毎年この時季になると産卵しており、今年は1月22日に卵塊を発見。28日にも、中に小さな黒っぽい胚が無数にある直径15センチほどの卵塊が20個ほど確認できた。
松本さんは「毎年この時季になると卵を見かけるので、寒い中でも季節が進んでいるんだなと感じた。無事にふ化して大きく育ってほしい」と話している。
自然博物館によると、ヤマアカガエルの卵は水温に左右されるが、数週間でふ化。オタマジャクシは夏ごろには変態し、上陸する。周辺の山の中で暮らし、2年ほどで成熟して水場で繁殖するという。
県立自然博物館(海南市)によると、ヤマアカガエルは日本の固有種で、本州、四国、九州に分布。県内ほぼ全域に分布するが、水田など止水域の減少により数が減っているという。
近くに住む松本純一さん(77)=本宮町小々森=によると、ふけ田では毎年この時季になると産卵しており、今年は1月22日に卵塊を発見。28日にも、中に小さな黒っぽい胚が無数にある直径15センチほどの卵塊が20個ほど確認できた。
松本さんは「毎年この時季になると卵を見かけるので、寒い中でも季節が進んでいるんだなと感じた。無事にふ化して大きく育ってほしい」と話している。
自然博物館によると、ヤマアカガエルの卵は水温に左右されるが、数週間でふ化。オタマジャクシは夏ごろには変態し、上陸する。周辺の山の中で暮らし、2年ほどで成熟して水場で繁殖するという。