「白浜がちゃ」の取り組み発表
持続可能な開発のための教育(ESD)の普及を目的とする「2024年度 近畿ESDコンソーシアム成果発表会」がこのほど、奈良県の奈良教育大学であった。その中で開かれた「ESD子どもフォーラム」に和歌山県白浜町の白浜中学校2年生が参加し、総合学習の授業で取り組んだ「白浜がちゃ」の取り組みについて発表した。
フォーラムは、ESDの理念に基づいて学習活動を行う学校が取り組みを発表し、意見交流をすることで、今後の活動の質向上やメンバーの意欲向上につなげる狙いがある。今回は白浜中のほか、小呂小学校(福岡市)、老上中学校(滋賀県草津市)、福住小中学校(奈良県天理市)が参加。白浜中からは代表5人が、取り組みの一連の流れを説明した。
「白浜がちゃ」は、パンダや円月島などの絵柄が入ったキーホルダー6種を販売するもので、持続可能なまちづくりを目指すアドベンチャーワールドを運営するアワーズ(本社・大阪府松原市)などの民間企業が発足させた「白浜コネクトプロジェクト」が企画・運営している。生徒は、商品化するアイデアやマシンの設置場所の選定、協力交渉などを担当し、売り上げの集計や商品補充も自分たちで行った。
会場での発表後は、他校から「楽しかったことや難しかったことは」「授業の前後で変わったことは」などの質問があり、白浜中の生徒は「宣材写真の撮影が楽しかったが、交渉は緊張した」「学年の団結力が高まって、意見が出やすくなった」などと答えた。
田上晴さんは「商品補充を担当したが、人通りの多い所や利用しやすい所に置いていた方が、売り上げが伸びることを実感した」、山本珠色さんは「どの学校の取り組みも、地域や県の特徴を生かしていた。自分たちとは違った地域へのアプローチ方法は勉強になった」と話した。
フォーラムは、ESDの理念に基づいて学習活動を行う学校が取り組みを発表し、意見交流をすることで、今後の活動の質向上やメンバーの意欲向上につなげる狙いがある。今回は白浜中のほか、小呂小学校(福岡市)、老上中学校(滋賀県草津市)、福住小中学校(奈良県天理市)が参加。白浜中からは代表5人が、取り組みの一連の流れを説明した。
「白浜がちゃ」は、パンダや円月島などの絵柄が入ったキーホルダー6種を販売するもので、持続可能なまちづくりを目指すアドベンチャーワールドを運営するアワーズ(本社・大阪府松原市)などの民間企業が発足させた「白浜コネクトプロジェクト」が企画・運営している。生徒は、商品化するアイデアやマシンの設置場所の選定、協力交渉などを担当し、売り上げの集計や商品補充も自分たちで行った。
会場での発表後は、他校から「楽しかったことや難しかったことは」「授業の前後で変わったことは」などの質問があり、白浜中の生徒は「宣材写真の撮影が楽しかったが、交渉は緊張した」「学年の団結力が高まって、意見が出やすくなった」などと答えた。
田上晴さんは「商品補充を担当したが、人通りの多い所や利用しやすい所に置いていた方が、売り上げが伸びることを実感した」、山本珠色さんは「どの学校の取り組みも、地域や県の特徴を生かしていた。自分たちとは違った地域へのアプローチ方法は勉強になった」と話した。