更新手続き予約制に 3月24日から、マイナ免許証運用で、和歌山県警
和歌山県田辺市と新宮市にある運転免許証センターと和歌山市の交通センターで、運転免許証の更新が3月24日から完全予約制になる。21日から受け付けが始まった。
これまで運転免許センターでの運転免許の更新は先着順で、混雑のため長蛇の列ができるなど、手続きに時間がかかることが課題だった。さらに3月24日から運転免許証とマイナンバーカードを一体化させた「マイナ免許証」の運用が始まり、手続きの時間がさらに伸びると見込まれる。
県警は混雑緩和のため、マイナ免許証の運用が始まるのに合わせ、予約制の導入を決めた。ウェブサイトを通じ、スマートフォンやパソコンから24時間予約できる。
予約サイトは更新時期1カ月前ごろに届く通知書(はがき)で案内するほか、県警ホームページに掲載。インターネット環境が整っていない人らについては、3センターとも午前9時~午後5時に専用電話(073・473・0888)で受け付ける。
マイナ免許証は、マイナンバーカードのICチップに免許番号や種別、有効期間、顔写真などの情報を記録したもの。住所や氏名の変更は市町村に届ければ免許センターなどでの手続きが不要になるほか、優良運転者と一般運転者については、更新時講習がオンラインで24時間受けることが可能で、住所がある都道府県以外での更新申請期間が1カ月延長されるといった利点がある。
マイナ免許証の運用開始後も現行の運転免許証は継続し、両方所持することもできる。更新手数料は県条例改正により、従来の免許証は2850円に改定され、マイナ免許証は2100円、両方は2950円。新規取得は、従来免許証は2350円となり、マイナ免許証は1550円、両方は2450円に設定する。
新規取得のための学科試験は、田辺と新宮の運転免許センターについては、これまで通り予約制とし、各センターで受け付ける。交通センターでは新たに予約制を導入する。3センターの管轄外にある警察署や分庁舎での更新手続きについては、これまで通り予約は要らない。
県警運転免許課によると、3センターでは免許証を即日交付しているが、マイナ免許証の運用が開始されると手続きに時間がかかり、来場者が多い場合は即日交付ができなくなることが懸念される。同課は「利用者に不便をおかけしないよう予約制にする。趣旨を理解していただき、早めの予約をお願いしたい」と話している。
マイナ免許証運用開始前日の3月23日は機器の改修のため、全国一斉に手続き業務を停止する。
これまで運転免許センターでの運転免許の更新は先着順で、混雑のため長蛇の列ができるなど、手続きに時間がかかることが課題だった。さらに3月24日から運転免許証とマイナンバーカードを一体化させた「マイナ免許証」の運用が始まり、手続きの時間がさらに伸びると見込まれる。
県警は混雑緩和のため、マイナ免許証の運用が始まるのに合わせ、予約制の導入を決めた。ウェブサイトを通じ、スマートフォンやパソコンから24時間予約できる。
予約サイトは更新時期1カ月前ごろに届く通知書(はがき)で案内するほか、県警ホームページに掲載。インターネット環境が整っていない人らについては、3センターとも午前9時~午後5時に専用電話(073・473・0888)で受け付ける。
マイナ免許証は、マイナンバーカードのICチップに免許番号や種別、有効期間、顔写真などの情報を記録したもの。住所や氏名の変更は市町村に届ければ免許センターなどでの手続きが不要になるほか、優良運転者と一般運転者については、更新時講習がオンラインで24時間受けることが可能で、住所がある都道府県以外での更新申請期間が1カ月延長されるといった利点がある。
マイナ免許証の運用開始後も現行の運転免許証は継続し、両方所持することもできる。更新手数料は県条例改正により、従来の免許証は2850円に改定され、マイナ免許証は2100円、両方は2950円。新規取得は、従来免許証は2350円となり、マイナ免許証は1550円、両方は2450円に設定する。
新規取得のための学科試験は、田辺と新宮の運転免許センターについては、これまで通り予約制とし、各センターで受け付ける。交通センターでは新たに予約制を導入する。3センターの管轄外にある警察署や分庁舎での更新手続きについては、これまで通り予約は要らない。
県警運転免許課によると、3センターでは免許証を即日交付しているが、マイナ免許証の運用が開始されると手続きに時間がかかり、来場者が多い場合は即日交付ができなくなることが懸念される。同課は「利用者に不便をおかけしないよう予約制にする。趣旨を理解していただき、早めの予約をお願いしたい」と話している。
マイナ免許証運用開始前日の3月23日は機器の改修のため、全国一斉に手続き業務を停止する。