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2025年02月19日(水)

2025年大阪・関西万博:インテルニ誌が2025年の第1号はイタリアパビリオンを特集

 
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202501203116-O1-53HGg8E6
イタリアパビリオンを特集

 
*日本とイタリアの文化交流を全面的に取り上げた特別号

【ローマ2025年1月20日ANSA=共同通信JBN】70年以上にわたって世界の読者にデザイン界と建築界を紹介してきたMondadori(モンダドーリ)社の権威ある雑誌「インテルニ(Interni)」は、イタリアと日本の文化交流を全面的に特集した特別号「Italy-Japan」で2025年をスタートし、40ページを割いて2025年大阪・関西万博のイタリアパビリオンを取り上げました。

イタリア語と英語で提供される同誌はニューススタンドとアプリで発売されたばかりで、17日にはパリでも発売されています。

2025年大阪・関西万博のイタリア・コミッショナージェネラルであるマリオ・バッターニ(Mario Vattani)大使は、「インテルニとGilda Bojardi編集長が日本について、そしてイタリアの万博参加という一つの話題について特集するという、先見の明のある編集判断を行ったことは、イタリアの体制における経済システムにとってデザインと高度なクラフトマンシップが重要であることを明確に示しています」と述べました。

さらにバッターニ大使は「ミラノデザインウイークのようなイベントは国際的に重要なイベントであり、メディア、企業、熱狂的なファンの注目を世界的なレベルで集めることができます。今年、万博はミラノサローネ(ミラノ国際家具見本市)と同時期に開幕します。私たちは、メイド・イン・イタリア・デー(Made in Italy Day)を祝うため、ミラノサローネとのライブ動画配信を企画しています」と続け、「イタリアの創造性とテクノロジーをたたえるために大阪で予定されている多くの活動の中でも、2025年大阪・関西万博に捧げられるコンパッソ・ドーロ(Compasso d'Oro)国際賞の特別版授賞式が9月にイタリアパビリオンで開催されることは、頭にとどめておく価値があります」と述べました。

このインテルニ特別号には多くの著名人が寄稿しており、ジャンルイジ・ベネデッティ(Gianluigi Benedetti)駐日イタリア大使の寄稿が巻頭を飾ります。イタリアパビリオンのストーリーはコミッショナージェネラルのマリオ・バッターニ氏が紹介し、同氏のエッセー「Svelare il Giappone」(「日本を解き明かす」、Giunti、2020年)の抜粋が加えられ、ペーパーバック版が2月に書店で発売の予定です。

建築家のマリオ・クチネッラ(Mario Cucinella)氏がイタリアパビリオンのコンセプトとその建築構造を説明し、イタリアと日本の文化交流に関する重要人物であり、イタリアパビリオンの文化・科学・教育担当責任者であるRossella Menegazzo教授が、イタリアのノウハウを世界的に有名にした職人の知性に関するストーリーを執筆しています。ジャーナリスト兼ライターであり、万博でイタリアの広報部長を務めるStefania Viti氏の寄稿は、イタリアと日本を結びつける哲学的要素としての「食」に焦点を当てています。

このインテルニ特別号は、Jago、Francesca Leone、Oriana Persicoなど、大阪で作品を披露する現代イタリア文化の何人かの代表的人物についての識見も掲載し、充実したものになっています。

また、イタリアパビリオンのアンバサダーをさらに知る機会でもあります。アンバサダーは、イタリアとの親密な関係が彼らの芸術や企業の道に影響を与え、両国の絆を深めるために協力することに同意した日本人たちで、次のような方々です:ファッションデザイナーのコシノジュンコ(Junko Koshino)氏、工業デザイナーの奥山清行(Ken Okuyama)氏、オーケストラ指揮者の西本智実(Tomomi Nishimoto)氏、デザイナーの喜多俊之(Toshiyuki Kita)氏、彫刻家の新宮晋(Susumu Shingu)氏、ローマのガイウス・ケスティウス・ピラミッドの修復でイタリアに貢献した企業家の八木雄三(Yuzo Yagi)氏、そしてジャコモ・プッチーニ(Giacomo Puccini)没後100周年を記念した最新のルッカ・コミックス&ゲームズ・フェスティバルのポスターをデザインしたイラストレーターの天野喜孝(Yoshitaka Amano)氏

2025年大阪万博の教皇庁(Holy See)パビリオンのジェネラルコミッショナーであるリノ・フィジケッラ(Rino Fisichella)大司教の特別寄稿も見逃せません。同寄稿は、万博史上初めて教皇庁がイタリアパビリオンの中に置かれることの深い意義を強調しています。

こうしたことから、万博におけるイタリアのテーマに特化した今号のインテルニは、イタリアのDNAの重要な要素としてのクリエーティブおよびデザイン産業の役割を強調し、2025年大阪・関西万博という世界的な舞台でイタリアを代表する価値とコンテンツの予告をしています。


より詳細は(https: //www.internimagazine.it/designjournal/expo-2025/ )をご覧ください。

 
ソース:General Commissioner’s Office of Italy for Expo 2025 Osaka

 



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