和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月23日(土)

南高生が梅干しをネット販売

南部高校がメルカリshopsで販売しているうめジャム&うめみかん
南部高校がメルカリshopsで販売しているうめジャム&うめみかん
 和歌山県みなべ町芝の南部高校は、「食と農園科」と「普通科」の生徒が連携し、「みなべ」をテーマにしたジャムと梅干しを30日までネットで販売している。

 農業系高校の生徒が作った農作物加工品を、商業系高校の生徒がネットショップサービス「メルカリShops」を通じて販売する「農業&商業メルカリShops販売プロジェクト」の一環。南部高校は2022年度は和歌山商業高校(和歌山市)と、23年度は箕島高校(有田市)と連携してジャムや梅干し、和菓子を販売してきた。

 今回は、普通科内に商業系の選択科目があることから、自校の中で学科を超えて連携し、みなべ町の特産品である南高梅、果皮や果肉が赤い梅「露茜」、和歌山県の特産品である温州ミカンを使ったジャムと梅干しを販売している。6月に続き、本年度2回目の取り組み。

 「うめジャム」「うめみかんジャム」(200ミリリットル入り)各1袋のセット(送料込み千円)=写真=を10、「うめジャム」「南高×露茜ジャム」各1袋のセット(送料込み千円)を10、白干し梅(100グラム入り)4パックセット(送料込み800円)を25、それぞれ用意した。

 同校で栽培している南高梅と露茜、温州ミカンを使っている。ジャムは瓶詰めより送料の安い袋状のパウチ容器に詰めた。梅干しも液漏れしないようパウチ包装している。

 販売は30日午後4時まで。商品の確認や購入は「メルカリ」のサイトで「#アオハルバトン こだわりカンパニー」で検索すればよい。