和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年10月16日(水)

10月、串本で珍魚の釣り大会

昨年の大会で釣られたクマノミ(珍魚釣り選手権実行委員会提供)
昨年の大会で釣られたクマノミ(珍魚釣り選手権実行委員会提供)
 和歌山県串本町串本の和歌山東漁協突堤で10月20日、「第12回珍魚釣り選手権」(実行委員会主催)がある。競うのは釣った魚の大きさでも、数でもなく「珍しさ」。実行委は「カラフルだったり、不細工だったりと普段見ることのない魚を通じ、海や魚を学んでほしい」と参加を呼びかけている。

 串本の海は、黒潮の恵みで温帯と亜熱帯が入り交じり、魚の種類が豊富。「珍魚釣り」は、串本の海の豊かさを知ってもらおうと、2013年から開催している。全国的にも珍しい試み。

 釣れる魚はベラ、チョウチョウウオ、ハタ、アイゴなどさまざまで、多い時は2時間ほどで20種以上釣ることができるという。釣った魚は生きたまま海に返す。

 参加資格は海や魚が好きな2人以上のグループ。小学生以下は保護者同伴。参加費は大人千円、小学生以下500円。別途レンタル料500円(リール付きロッドと仕掛け一式)。

 参加希望者は、10月15日までに南紀串本観光協会内の実行委に申し込む。参加者全員の氏名、住所、年齢、電話番号の記入が必要。定員80人で先着順。

 当日は午前10時受け付けで、10時半開始、午後1時終了。天候不良の場合は10月27日に延期する。

 申し込み、問い合わせは実行委(0735・62・3171)へ。