和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年12月03日(金)

カエルの後ろ姿に哀愁 印南郵便局のポストが人気

後ろから見ると、かえる橋を見つめているよう(和歌山県印南町印南で)
後ろから見ると、かえる橋を見つめているよう(和歌山県印南町印南で)
ポストの上に置かれた笑顔のカエル
ポストの上に置かれた笑顔のカエル
 和歌山県印南町印南の印南郵便局前にあるポストが、人気の撮影スポットになっている。上に乗った強化プラスチック製のカエルが、町のシンボル「かえる橋」を見つめており、哀愁漂う姿が人の心をつかんでいる。

 局舎の外にあるポストは2002年、町を全国にPRする目的で設置された。上のカエルは高さ38センチ、幅35センチ。局の北東方向にある、かえる橋を見上げている。

 カエルは正面から見ると笑顔だが、背後から見ると橋の上部のカエルを見つめて寂しげにしている雰囲気がある。その姿が面白いと、局の利用客らがスマートフォンなどで撮影。SNS上には写真の投稿も見られる。

 局では業務でもカエルが多用されており、消印の他にも、通帳に押す局名印にも採用されている。スタンプの収集家らが足を運び、町の風景と合わせて楽しんでいるという。

 山本幸司局長(57)は「ポストのカエルは塗り直すことも考えたが、年月を感じさせる姿に趣を感じる人も多く、そのままにしている。近くを通った際など楽しんでもらえたら」と話している。