和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年11月30日(火)

公民館の月いち喫茶定着 開設3年、住民交流の場に

昼食時、来客でにぎわう「ふれあい喫茶やまびこ」の会場(3日、和歌山県みなべ町広野で)
昼食時、来客でにぎわう「ふれあい喫茶やまびこ」の会場(3日、和歌山県みなべ町広野で)
 和歌山県みなべ町広野の高城公民館で月1回、南部川生活研究グループ(会員29人)が開いているランチや喫茶のスペース「ふれあい喫茶 やまびこ」がオープンから3年を迎えた。毎回楽しみにする人もいるなど、住民交流の場として定着している。梅の繁忙期に休んで4カ月ぶりの開店となった3日も、待ちわびた多くの客で活気づき、正午前に定食が売り切れる人気ぶりだった。


 町内の主婦らでつくる同グループが憩いの場をつくろうと、2016年9月から同公民館の大集会室を会場に始めた。毎月第1火曜の午前10時半~午後2時半に開いている。1月と6~8月は休み。

 メニューは季節の地元野菜を使うなど手作り品を出す「やまびこ定食」700円のほか、コーヒーやジュース150円。これまで定食で、ゴンパチの煮物や手作りこんにゃくの刺し身、タケノコご飯、ちらしずし、豚汁、いわしの甘露煮、ちくわの磯辺揚げ、だしまき卵などさまざまな料理を提供した。配達はしていないが、事前の予約や弁当も受け付けている。

 客は友人や仲間、夫婦などで訪れ、町内だけでなく田辺市や印南町などから来る人もいる。17年は、国の地方創生拠点整備交付金事業の補助金を活用し、調理室の厨房(ちゅうぼう)設備、空調、階段、トイレなどを改修した。18年度の来客は1060人だった。

 3日の定食は梅肉入りカツカレーとなすの揚げびたし、サラダ、温泉たまご、コーヒーゼリー付き。正午前には駐車場は車でいっぱいに。定食は150食用意したが、予約分を除いて売り切れとなった。帰る客からは「ごちそうさま」と声が掛けられ、メンバーは「ありがとう。また来月」と言って見送った。