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2021年12月07日(火)

犬と触れ合い「命」学ぶ 県が動物愛護啓発

大型犬と触れ合う児童たち(田辺市龍神村安井で)
大型犬と触れ合う児童たち(田辺市龍神村安井で)
 田辺市龍神村安井、龍神市民センターでこのほど、県の動物愛護啓発事業があり、市の「山村地域における子どもの居場所づくり事業」に参加している龍神村の児童29人が、犬やその飼い主と触れ合って命の大切さを学んだ。

 啓発事業は、県内の小学生が対象。動物を通じて命の大切さや他人との関わりを学び、豊かな心を育むことを目的に2002年から開催。昨年度は県内33校で実施した。

 この日の講師は田辺保健所衛生環境課の中田純子さん(47)。犬は、同市とみなべ町に住む動物愛護推進員4人が、それぞれ飼っているチワワ(8歳)とミニチュアピンシャー(11歳)各1匹、ラブラドルレトリバー(7歳)2匹を連れてきた。

 中田さんは「生きているってどんなことですか」と児童に問い掛け、心臓の音を拾ってスピーカーから流す装置を使って子どもたちや犬の心音を聞かせた。動物を飼う時は愛情を持って最後まで飼えるかどうか、家族で話し合うようにも呼び掛けた。

 飼い犬との正しい接し方も学んだ。また、児童が4グループに分かれて、飼い主と犬がその中に入り、児童からの「犬は何歳まで生きるの」などの質問に飼い主が答えたり、犬の体の部位や歯について教えたりした。

 狂犬病など動物由来の感染症の説明などもあった。