和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月23日(土)

候補者の横顔/参院選・和歌山選挙区/(届け出順)/(1)/たにぐち たかひろ/谷口 尚大さん(42)/新党くにもり/次の世代のため命懸けで

谷口尚大氏
谷口尚大氏
 座右の銘は「知行合一」。「講釈や文句ばかり垂れても、行動が伴わないと意味がない。おかしいことはおかしいと伝えないといけない」と立候補を決めた。

 地元の印南町で自動車整備販売業を営む中、自動車業界を含め、日本の産業が衰退の方向に進んでいると感じる。中国などの外資により、日本の宿泊施設や水源地などの買収が進むことに危機感を持つ。それを食い止めるため、選挙戦では消費税ゼロや大型財政出動による経済回復を訴える。

 「今の政治が続けば、僕らの将来はない。危機的だという意識を持って対応しないと、あっという間に、この勢いに日本がのみ込まれる」と危機感を募らせる。「次の世代のために自分ができることを命懸けでやりたい」

 「仕事一筋」だが、子どもの顔を見るだけで疲れが吹き飛ぶ。休日は子どもと一緒に海や川に潜ったり、カブトムシを捕ったりするのが好きだ。そんなかわいい子どもに、将来苦しい思いをさせたくないという。

 自身の長所は「どんなときでも元気なこと」。日課の腕立て伏せは、どれだけ身体が疲れていても朝晩、各120回以上するようにしている。「体力には自信がある。腕立て伏せ大会があれば印南町でナンバーワン」と笑った。


 参院選和歌山選挙区に立候補した5人を届け出順で5回に分けて紹介する。