和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年09月29日(日)

強い寒気に雪舞う 和歌山県内、護摩壇山付近は樹氷

雪が舞う田辺市の飲食店街(21日午前9時15分ごろ、和歌山県田辺市湊で)
雪が舞う田辺市の飲食店街(21日午前9時15分ごろ、和歌山県田辺市湊で)
田辺市龍神村と奈良県の県境の龍神岳付近は樹氷に覆われる(20日)
田辺市龍神村と奈良県の県境の龍神岳付近は樹氷に覆われる(20日)
 強い寒気の影響で、21日朝は和歌山県紀南地方で雪が舞った。最低気温は、田辺市龍神村や同市中辺路町栗栖川で氷点下となった。

 和歌山地方気象台によると、同日午前9時現在の最低気温は、龍神(田辺市)が氷点下1・4度、栗栖川(同)は氷点下0・8度、南紀白浜(白浜町)1・5度、西川(古座川町)0・1度、潮岬(串本町)2・2度、新宮(新宮市)1・1度だった。

 田辺市中心部でも雪が舞い、傘を差し、身を縮めて歩く人の姿が見られた。

 山間部の田辺市龍神村の護摩壇山や県内最高峰の龍神岳(1382メートル)付近では、雪や樹氷の景色が広がっている。20日、深い雪の中、スキーやかんじき、スノーシューなどを履いて雪山ハイキングする人もいた。

 同気象台によると、24日ごろまで、最高気温が平年より低い日が続く予報という。