和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年12月07日(火)

地滑りの対策工事進む 南部川沿いの山斜面

災害復旧工事が進む南部川沿いの山の斜面(和歌山県みなべ町東本庄で)
災害復旧工事が進む南部川沿いの山の斜面(和歌山県みなべ町東本庄で)
地図 災害復旧工事が進む山の斜面
地図 災害復旧工事が進む山の斜面
 和歌山県みなべ町東本庄の辺川地区を流れる南部川沿いの山の斜面で、災害復旧工事が進んでいる。地滑りの兆候が見られたため、県が滑りを止める工事をしており、本年度末に完了する予定。


 2019年、川の流れを良くするのを目的に川幅を広げるため、県が山の斜面を削った。モルタルの吹き付けをして6月に工事を終えたが、2カ月後の8月中旬、台風の影響で亀裂が入った。下旬に伸縮計を設置して観測を始めたところ、斜面が徐々に動いているのが分かった。

 その後、大きな崩れはないものの動きは止まらず、今年2月に復旧に向けて着工した。対策を講じる斜面は幅約60メートル、高さ約20メートルにわたっている。これまで、地中を流れる水を抜くため、横一列に5カ所に穴を開けた。

 今後、滑りを止めるため、アンカーを92本打つ計画。

 伸縮計による観測も続ける。全体の事業費は約2億円の予定。