吸い過ぎに注意? ナンバンギセルが密生
和歌山県串本町和深の熊野古道大辺路近くで、ユニークな形をした花を咲かせるナンバンギセル(南蛮煙管)が密生し、住民らを驚かせている。
ススキやミョウガなどの根に寄生するハマウツボ科の一年生の寄生植物。葉の脇から高さ15~20センチの花柄を伸ばし、その先端に長さ3、4センチの淡紫色の花を咲かす。花の形を外国から来たキセルに見立てて和名が付いた。万葉集に出てくる「オモイグサ」のことという。
同町和深では和深郵便局そばにあるススキが茂った空き地で、60本ほどのナンバンギセルがまとまって花を咲かせている。近くに住む岩本立彦さん(69)は「1、2本は見たことはあるが、こんなにいっぱい生えているのを見たのは初めてで、びっくりした。周辺も合わせると全部で100本ほどありそう。よほどこの土地が合っているのだろう」と話していた。
ススキやミョウガなどの根に寄生するハマウツボ科の一年生の寄生植物。葉の脇から高さ15~20センチの花柄を伸ばし、その先端に長さ3、4センチの淡紫色の花を咲かす。花の形を外国から来たキセルに見立てて和名が付いた。万葉集に出てくる「オモイグサ」のことという。
同町和深では和深郵便局そばにあるススキが茂った空き地で、60本ほどのナンバンギセルがまとまって花を咲かせている。近くに住む岩本立彦さん(69)は「1、2本は見たことはあるが、こんなにいっぱい生えているのを見たのは初めてで、びっくりした。周辺も合わせると全部で100本ほどありそう。よほどこの土地が合っているのだろう」と話していた。