和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年09月20日(月)

エンジョイ!おうち時間(8)/ストレッチで姿勢改善

自宅でもできる姿勢改善のストレッチを実演する尾﨑務さん
自宅でもできる姿勢改善のストレッチを実演する尾﨑務さん
姿勢改善のストレッチ方法が動画で見られます
姿勢改善のストレッチ方法が動画で見られます
 長時間のパソコン仕事やスマートフォンの使用で、知らない間に悪い姿勢が定着してしまった人も多いはず。今年5月に田辺市東山2丁目にストレッチ専門店「プロストレッチ」を開業した尾﨑務さん(39)に、自宅でできる姿勢改善のストレッチを教えてもらった。

 尾﨑さんは柔道整復師として機能訓練専門デイサービスで、高齢者の健康づくりを支えてきた経験がある。その中で肩や腰、膝など、身体の痛みが原因で思うように運動ができない人が多くいると感じたという。

 尾﨑さんによると、ストレッチはマッサージで届く筋肉の浅い部分だけでなく、より深い骨に近い部分の筋肉まで作用する。関節を動かしながら筋肉を伸縮するので、軽度の運動効果もある。

 パソコンやスマホを長時間利用する人は、猫背や巻肩(肩が前方に出て、体の内側に巻いている状態)になりやすい。姿勢改善には胸と背中の筋肉の柔軟性を向上させるストレッチが効果的だという。

 教えてくれたのは三つのストレッチ。まず、右手を肩の高さまで上げ、軽く肘が曲がるほどの距離で、手のひらの側面を壁に当てる。顔は左を向き、軽く体をひねる。この状態を20~30秒維持する。左手でも同じ動作をする。

 続いて肩幅程度に手を開き、四つんばいになる。その後、体温計を挟むように脇を締めた姿勢で地面を押す。これを7秒続ける。これは3セット。

 最後は正座して後ろで手を組み、下にグッと下ろす。その際、腰はそらないで真っすぐな状態で10秒。1度、万歳の格好をして、また後ろで手を組む。これを3セット繰り返す。

 尾﨑さんは「痛みは禁物で、痛気持ちいいぐらいがちょうどいい。呼吸を止めず、伸ばす時は息を吐くのが基本」と助言。「週に3日程度でいい。若いうちから習慣化していると、日々の生活での体の動き方が全然違ってくる」と話している。(喜田義人)