和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年04月16日(火)

夢に向かい第一歩 紀南看護専門学校で入学式

記念撮影のため静かに整列する新入生ら(7日、田辺市新庄町で)
記念撮影のため静かに整列する新入生ら(7日、田辺市新庄町で)
 新型コロナウイルスの感染拡大で医療従事者が果たす役割が増す中、田辺市新庄町の紀南看護専門学校で7日、入学式があった。新入生37(男7、女30)人が、看護師への道を一歩踏み出した。

 新型コロナ感染予防のため、式は新入生と教員のみで行い、時間も例年の4分の1程度の15分に短縮した。

 阪越信雄校長は「新型コロナで社会全体が揺れている中、看護師という激務だが、とても重要な職業を志した皆さんに敬意を表したい」と激励した。

 新入生を代表して小田愛里さんは「生命の大切さを感じながら積極的に勉強や実習に取り組み、社会に貢献できる看護師に近づけるよう成長したい」と誓いの言葉を述べた。

 在校生を代表して、学生自治会長で2年生の阪本莉寧さんは「看護師を志す者として自分自身の行動に責任を持ち、日々の学習に励んでください。一緒に楽しい学校生活を送りましょう」と歓迎した。