和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2021年02月26日(金)

CGなしでライオンとたわむれる 撮影の舞台裏を公開

CGではないとわかっていても驚いてしまうほど=映画『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300⽇』2⽉26⽇より全国順次公開
CGではないとわかっていても驚いてしまうほど=映画『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300⽇』2⽉26⽇より全国順次公開
 少女とライオンの友情、家族の再生を描いた物語を通して、南アフリカの社会問題を映し出し、世界57ヶ国で大ヒットを記録した映画『ミアとホワイトライオン 奇跡の1300日』(2月26日公開)のメイキング映像が公開された。本作は、南アフリカの大自然はもちろん、ライオンと人間の子どもが触れ合うシーンでもCGを使っていない点が特徴だが、その撮影方法を明かしている。

【動画ライオンとのCGなしでの撮影の舞台裏

 ライオンファーム経営のために家族で南アフリカに移った11歳のミアは、心に病を抱える兄・ミックにかかりきりの母、仕事に追われる父の中で、孤独を感じていた。南アフリカでの生活に馴染めない日々が続く中、クリスマスの日にファームにホワイトライオンのチャーリーが生まれた。初めは心を閉ざしていたミアだったが、まとわり付いてくる小さなチャーリーの世話をし、共に成長していくうちに互いに特別な友情で結ばれていく。

 3年の時が過ぎ、チャーリーの存在はファームにとっても観光客を呼べる重要な存在となっていた。そんなある日、ミアは父親が隠していた驚きの事実を知る。父親は囲いの中で野生動物をハンティングする「缶詰狩り」の業者にファームで育てたライオンを売っていたのだ。チャーリーを救うため、ミアはあらゆる危険に立ち向かいながら、ティムババティ野生保護区を目指し、南アフリカを横断しようと試みる。

 本作の監督を務めるのは、映画『アラン・デュカス 宮廷のレストラン』(2017年)など、多くのドキュメンタリー作品を手掛けるジル・ド・メストル。
動物研究家で保護活動家のケヴィン・リチャードソンが撮影に参加し、実際に3年を超える年月をかけて撮影された。主人公・ミアを演じるのは、300人以上が参加したオーディションから抜てきされたダニア・デ・ヴィラーズ。ミアの母親・アリス役で、近年では映画監督としても才能を発揮もしている女優メラニー・ロランが出演している。

 解禁されたメイキング映像の冒頭で、ミア演じるダニアが自分の体ほど大きなライオンの下になりじゃれ合っているが、実際は野生動物であるライオンと触れ合うのは容易ではない。リチャードソンは、CGなしで撮影するには「長い時間をかけて信頼関係を築くしかない」とし、トレーニングにも3年の歳月を費やしたと明かす。週に3回ほど、毎回2~3時間実施したという訓練は、群れで生きるライオンの習性にならい、子どもたちが6頭ものライオンに囲まれている衝撃的な映像だ。

 さらに、メストル監督は、「このライオンにとってダニア、ライアン(ミアの兄ミック役)、ケビンは、自分の家族なんだ」と、ライオンが子供の頃から関係を築いた賜物であると語る。「これは捕食動物と人間の愛の物語だよ」と、映画の中の話ではなく、リアルにライオンとキャストたちが家族のようになれたことに満足げだ。

(C) 2018 Galatee Films - Outside Films - Film Afrika D - Pandora Film - Studiocanal - M6 Films



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