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節分準備着々と 那智山で鬼面札や祝枡作り

 2月3日の節分に向け、和歌山県那智勝浦町那智山の熊野那智大社と那智山青岸渡寺がそれぞれ、災難よけの「鬼面札」と、豆を入れる「祝枡(いわいます)」作りを進めている。

 那智大社の鬼面札は玄関や門に張るお札で、しめ縄で赤鬼と青鬼を閉じ込めた図の版画(縦35センチ、横45センチ)。3代前の宮司が50年前に彫った版木を使っている。

 作業は今月上旬から始まり、神職が画仙紙を使い、墨で一枚ずつ丁寧に刷り上げ、みこが那智宮印を押している。2千枚作る。

 節分当日に祈祷(きとう)を受けた参拝者に授けるほか、20日から社頭でも授与(1枚500円)。「福枡」(1個1500円)も350個作製。ともに郵送可。問い合わせは熊野那智大社(0735・55・0321)へ。

 また、青岸渡寺では節分会(2月3日)の豆まきに使う祝枡の準備をしている。

 祝枡の大きさは約17センチ四方で、高さが約8・5センチ。熊野産のスギとヒノキを使い、底に「七難即滅」「七福即生」の文字のほか「那智山」の焼き印が入っている。昨年夏から作り始め、高木亮英副住職(69)らが裏に平成の「三十一」という年号を書き入れて仕上げている。1300個用意する。

 祝枡は節分会の当日、豆をまく参拝者に授けられる。豆まきの祈祷料は祝枡や弁当などを含めて4千円で、同寺(0735・55・0001)で予約を受け付けている。


写真【熊野那智大社の鬼面札を一枚ずつ丁寧に刷る神職(18日、和歌山県那智勝浦町那智山で)】

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