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攻めの走り貫く、田辺工業の5人が区間賞 県高校駅伝

 日高川町で3日にあった県高校駅伝男子の部で初優勝した田辺工業は、メンバー全員が初出場。攻める走りで2位の和歌山北に3分44秒の差をつけた。男子で紀南の高校が優勝するのは初めてという。

 最も距離が長い10キロの1区は、今夏のインターハイ5000メートルに出場した野村優作君(3年)が走った。序盤から飛び出してレースを引っ張り、ラストで後ろにぴったり付いていた和歌山北の選手に抜かれたが、6秒差の好タイムでたすきを渡した。「区間2位で悔しさはあるけど前半から速いペースで走り、自分の力を出し切った」と振り返った。

 2区は、井澗洸太君(2年)。「落ち着いて自分の走りをしよう」とたすきを受け取り、狙っていたという区間賞の快走でトップとの差を3秒差に縮めた。

 3区の走者は、1500メートルで今夏のインターハイや10月の福井国体に5000メートルで出場した主将の都築勇貴君(3年)。たすきを受けてすぐに和歌山北を抜いてトップに立つとぐんぐん相手を引き離し、区間賞の快走で2位と1分30秒の差をつけた。

 4区は、重石卓哉君(3年)が2位との差をさらに広げ、区間賞の走りでたすきを後輩に託した。「自信につながる走りができた」と手応えを語った。

 5区の中山友哉君(2年)は2位との差をやや縮められたが力強い走りでトップを守った。6区の水井翔哉君(2年)は区間賞の走りで再びリードを広げた。中山君は「全国ではもっと調子を上げて自己ベストを更新したい」、水井君は「区間賞だったけどタイムはベストではない。この悔しさを全国で出したい」と、それぞれ抱負を語った。

 7区は井澗洸太君の双子の弟、翔太君(2年)が2位との差をさらに広げ、ガッツポーズでゴールした。区間賞も獲得し「1位で来てくれると信じていた。いろんな人が応援してくれたので、しんどい場面でも楽しむことができた」と喜びを語った。

 控えメンバーの清水友登君(2年)と福本翔君(2年)もチームを支え、全員で目標の優勝を勝ち取った。

 田辺工業の記録は次の通り。丸数字は区間順位。

 1区(10キロ)=野村優作(2)30分9秒
 2区(3キロ)=井澗洸太(1)9分8秒
 3区(8・1075キロ)=都築勇貴(1)24分34秒
 4区(8・0875キロ)=重石卓哉(1)25分13秒
 5区(3キロ)=中山友哉(2)9分20秒
 6区(5キロ)=水井翔哉(1)15分47秒
 7区(5キロ)=井澗翔太(1)15分27秒


写真【県高校駅伝で初優勝し、全国大会に出場する田辺工業】

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