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外国出身で2人目初段に、来日32年の関岡さん 合気道

 合気会の合気道田辺道場(田辺市稲成町)で4日、田辺市内で英会話教室を営む米国出身の関岡キャスリンさん(67)=田辺市湊=の初段昇段式があった。関岡さんは「これからも合気道で自分を磨きたい。多くの外国人に紹介したい」と話す。

 田辺道場長を長年務める五味田聖二さん(77)によると、初段昇段は稽古を始めておおむね2年半から3年かかり、田辺道場で認められるのは年に1、2人という。

 関岡さんは1985年、米国アラスカ州から来日。田辺市の国際交流員を務めたほか、93年に「国際英語村EVI」(田辺市湊)を設立し、英会話を指導している。来日して間もなく、翻訳をする中で合気道を知り、演武を見て感動。「いつか体験したい」との思いを募らせた。

 3年半前から時間的な余裕ができ、田辺道場に週3回通い始めた。「身体が柔軟になり、集中力も増した。感性も良くなったように思う」と話す。また「合気道は平和の道。道場ではお互いを大切にする雰囲気があって楽しい」という。

 田辺道場で基本技と自由技の披露が認められ、昇段試験に合格、4日に黒帯が授与された。同道場で初段に昇段した外国出身者は2人目。来日して英語を指導していたカナダ人男性以来25年ぶりという。

 関岡さんは、熊野古道の世界遺産登録後、ボランティアグループ「田辺国際英語ガイドの会」会員として、熊野古道で外国人客を案内している。近年は合気道の紹介にも力を入れている。


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