体操競技の県中学校春季選手権大会がこのほど、和歌山市の県立体育館であった。明洋(田辺市)は男女とも団体戦に出場し、男子が優勝、女子が準優勝だった。男子個人総合で明洋の4人が入賞し、女子個人総合では周参見(すさみ町)と衣笠(田辺市)から1人ずつ入賞した。
大会には男子4校、女子8校が参加した。
男子個人はゆか、跳馬、鉄棒、あん馬で競った。4種目を合計した総合で、明洋からは中結士朗君(2年)が2位、上村啓介君(3年)が3位、安田充穂君(1年)が4位、中本陽介君(2年)が6位に入賞した。
女子個人は跳馬、平均台、ゆか、段違い平行棒で競った。周参見3年の柏木月希さんが5位、衣笠1年の尾崎ほなみさんが6位に入った。
男子団体は明洋だけが出場し、あん馬を除く3種目を4人が演技して上位3人の得点を足した。
女子団体は城東(和歌山市)と明洋の2校が出場。跳馬、平均台、ゆかの3種目を各校4人ずつが演技し、それぞれ上位3人の得点を足して順位を決めた。城東が優勝、明洋は2位だった。
明洋男子団体の林優志主将(3年)は「みんなで応援し、他の人の演技を見て勉強できたところが良かった」、明洋女子団体の佐藤千尋主将(3年)は「演技を通じて一人一人の自分の課題が見つかった。夏の大会に向けて課題を直していきたい」と話している。
他の明洋の団体メンバーは次の皆さん。
男子=出井尋貴(3年)、谷本旺誠(2年)、谷蓮(1年)
女子=武田明莉(3年)、北原千夏(2年)、岡本彩花(同)