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英会話に必要な単語数は? 海外在住ライターが教える4つの学習法

スラスラと英語を話すために必要な英単語数はどのくらい?(画像はイメージ)
 英会話の勉強を始めたものの、スラスラと話せるようになるにはどれぐらいの単語を覚える必要があるのか知りたいと思う人もいるだろう。今回は覚えたい単語数の目安と、英単語の語彙を増やす効果的な方法について紹介しよう。

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■英単語はどのくらい覚えればいい?

 英語の勉強をしようと思ったとき、「単語はどのくらい覚えればいいのだろう」と思う人も少なくないだろう。覚える単語数は自分が目指すレベルによって変わってくる。まずはどのくらいのレベルを目指すのか目標を立てよう。

 英語学習の初心者ならば、海外旅行に使える基本的な会話を習得したいと思う人も多いだろう。海外旅行で挨拶程度に使える基本レベルなら、英検3級ぐらいの力があれば十分。これは中学3年間の教科書に出てくる英単語1100〜1200語くらいを理解できるレベルだ。“This is a pen.”など、中学の教科書には役に立たない英語ばかりが載っていると考える人もいるかもしれないが、基本的な英語の文法が網羅されているのであなどれない。また、TOEICで最低限のビジネスレベルとされる700点を目指すのであれば、一般的に8000語前後が必要とされる。

 英語は約17万の単語が存在するといわれているが、2006年アメリカで出版された“The Reading Teacher’s Book of Lists”という本などによると、一般的に英語をネイティブとして話す人が日常的に使っているのは約3000語程度だという。ひたすら単語数を増やすのではなく、まずはよく使われる基本的な単語を重視して覚えていこう。

■英単語を効果的に覚えるには?

 自分の目指すレベルが決まり目標を立てることができたら、本格的に勉強を開始しよう。今回は、英単語を覚える上でおすすめの方法4つを紹介する。

【1】コロケーションで覚える

 英単語には複数の意味を持つものも多い。それらをひたすら覚えるのでなく、コロケーション(連語、英語と英語のよく使われる組み合わせ、つながり)で覚えるのも重要だ。たとえば、“get”という単語の場合、“get a hair cut(髪を切る)”“get bored(退屈する)”など、簡単な単語“get”だけでなく、後ろに来るものも合わせて覚えるのだ。ただひたすら無意味に単語だけを覚えるのではなく、実際に使っている自然で実践的な英語が身につくだろう。

【2】興味のある分野の単語から覚える

 基本例文を覚えてもいいが、興味のある分野の単語やフレーズから覚えるのもひとつのやり方だ。たとえば、食べ歩きが趣味の人であればレストランで使うフレーズ集などから覚えたり、スターウォーズのファンなら、劇中の有名なフレーズを集めたサイトや書籍も存在するのでそこから覚え始めるのもいいだろう。

【3】発音記号を覚える

 単語のスペルを覚えるとき、発音も同時に覚えるようにすると効率的だ。「英語の発音は複雑そう」と考えるかもしれないが、複雑に見える英語の発音にも規則性があり、発音記号は合計11個しかないので、思うほど難しくはないだろう。単語本を発音記号が載っているものにしたり、分からない単語を辞書で調べたときは発音記号と一緒にノートに写すなどの方法がおすすめだ。人間は自身が発音できない単語を聞き取ることは難しいとされている。リスニング力を高めるうえでも発音は軽視できないのだ。

【4】NHKのラジオ講座を利用

 語学の習得で一番大事なのは、とにかく毎日学習する言語に触れることだ。筆者の場合はNHKのラジオ講座を録音して通学時間に聴いていた。10分から15分の番組なので通勤・通学時間を利用して効率的に学習でき、毎日触れることで耳が英語に慣れていく。新しい単語がキーフレーズとして出てくるので、そのフレーズごと覚えてしまおう。できれば事前にテキストを読むなど予習しておくと、理解がさらに深まるだろう。

 語学習得に近道はない。コツコツと毎日英語に触れ、英語力アップを目指そう。

(文/中森有紀)
スペイン・バルセロナ在住。大学でスペイン現代史を専攻、在学中に1年間スペインに留学。大学卒業後、書店勤務と英語講師を経験した後バルセロナに移住、現地企業に就職。英語、スペイン語、カタルーニャ語、日本語の4ヶ国語を話す通訳&ライター。2児の母。趣味はサッカー観戦と肉まん作り。



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