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大島保育所が閉所 63年間子ども育む

 63年間、紀伊大島の子どもたちを育ててきた和歌山県串本町大島の大島保育所(稲田賢所長、7人)が23日で閉所する。園児の減少や園舎の老朽化が理由で、大島区長でもある稲田所長(69)は「子どもが少なくなったので仕方がない。先生や地域の方には大変お世話になった」と話した。

 保育所は1956年、現在地から少し離れた場所で町議だった故辻伊八さんが個人で「はまゆう幼稚園」として開設したのが始まり。67年に町立大島保育園となり、97年からは島内の大島、須江、樫野の3区で運営してきた。2000年に旧大島小学校だった現園舎に移転。02年から大島保育所と名称を変更した。

 園児数はピークの1980〜81年に約65人。その後は微減しながらも40人程度を維持していたが、2001年ごろ30人台になり、06年には25人を割っていた。卒園生は計1180人。最後になる第63回卒園生は3人で、残る4人は来年度からバスで潮岬こども園に通う。


写真【旧大島小学校を改修した大島保育所(和歌山県串本町大島で)】

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