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プラチナプリントで熊野の魅力表現 本宮で写真展

 和歌山県田辺市本宮町の世界遺産熊野本宮館で、写真家の森谷修さん(53)=東京都=の作品展が開かれている。「プラチナプリント」という技術で熊野の魅力を表現した作品。世界遺産・熊野本宮大社(九鬼家隆宮司)の創建2050年を記念して昨年、森谷さんが大社に奉納した計12点を展示している。期間は28日まで。

 森谷さんは、主に広告や雑誌の表紙グラビアなどポートレート撮影に取り組んできたが、いにしえの自然信仰にも興味を持って各地を訪ね歩く中で熊野を訪問。魅力にひかれて何度も撮影に通っている。

 プラチナプリントは化学的に安定度が高い金属「プラチナ」を感光材料にすることで、長期の保存性や高い表現能力を有するという写真現像技術。感光材料を塗る紙には、田辺市龍神村の山路紙を使ったという。

 会場には、音無川から望む本宮大社の旧社地・大斎原(おおゆのはら)や熊野古道沿いの景色、本宮大社の社殿といった写真を展示。森谷さんは「古代から今に至る人たちが見てきたであろう風景を意識して撮影してきた。熊野にある普遍性を感じていただければうれしい」と話している。

 開館時間は午前9時〜午後5時。無料。問い合わせは世界遺産熊野本宮館(0735・42・0751)へ。


写真【森谷修さんがプラチナプリントという技術で表現した写真の作品展(和歌山県田辺市本宮町で)】

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