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文化施設建設巡り議会紛糾 新宮市

 和歌山県新宮市が2020年度末の完成を目指す「文化複合施設」の建設費を審議する市議会の臨時会が4、5の両日あり、施設の構造などを巡って当局の説明に一部の議員が反発した。採決には至らず、市議会は臨時会の会期を10日間延長することを決定。当局が施設の近隣住民を対象に説明会を開いた上で、15日にあらためて審議することにした。

 文化複合施設は旧丹鶴小学校(新宮市下本町2丁目)の跡地に4階建ての1棟を造る計画。ホール(1〜3階)や熊野学研究室(2階)などを設け、最上階には図書館を配置する。

 臨時会に提案された18年度の一般会計補正予算案は、本年度中に工事入札を行うため、文化複合施設の本体工事費(前払い金分)2億5千万円を増額するとともに、19、20年度の建設工事費と工事監理業務委託料として限度額47億8020万円の債務負担行為を設定する内容。

 臨時会は4日午前10時から始まったが、財源として見込んでいる国交付税や県補助金の確実性や最上階に図書館を設ける構造などについて議員から質疑が相次ぎ、同日深夜、翌日まで延長することを決めた。


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