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「ワーケーション」はいかが? 三菱地所がITオフィス公開

 不動産大手の三菱地所(東京都)は10日、ワーケーションの場としてテナント企業に貸し出すために進出した和歌山県の白浜町第2ITビジネスオフィスの一室(60平方メートル)を公開した。従来のオフィスとは違う空間にすることを意識して整備したといい、利用中の企業の社員からは好評を得ている。三菱地所では「こんな働き方もあるということを提案していきたい」と話している。

 ワーケーションは、ワーク(仕事)とバケーション(休暇)を合わせた造語。観光資源が豊富で、南紀白浜空港があることなどを県がアピールし、首都圏の企業を中心に誘致活動に取り組んでいる。

 三菱地所は昨年8月、オフィスの一室を借りる契約を町と結んだ。整備は年末に終え、1月9日から三菱UFJ銀行が「第1号」として利用。社員9人が町内のホテルに宿泊しながら、11日まで滞在し、プロジェクトチームの会議に利用している。

 同行の森田充紀さん(35)は「普段とは違う発想ができているし、皆が生き生きと発言している。通勤のストレスもなく、『(東京の)オフィスに帰りたくないね』と皆で話している」という。

 三菱地所がワーケーションの拠点を設けるのは白浜町が初めて。東京からのアクセス性が良く、行政機関のバックアップ体制が充実していることなどから進出を決めた。


写真【三菱地所が整備したオフィスで働く三菱UFJ銀行の社員(10日、和歌山県白浜町で)】

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