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「えーい」と気合い込め押印 本宮大社で八咫烏神事

 和歌山県田辺市本宮町の世界遺産・熊野本宮大社(九鬼家隆宮司)で7日、県指定無形民俗文化財の「八咫烏(やたがらす)神事」が営まれた。「熊野牛王宝印」押し初めの神事で、多くの参拝者が一年の健康などを願って訪れた。

 宝印は神門前に飾られた門松で作っており、押印部は縦約5センチ、横約4センチの滴形になっている。

 神事は午後5時から拝殿であり、約200人が参拝。神職が火と水で熊野牛王神符を清めた後、真っ暗闇の中、「えーい」という気合とともに拝殿の柱に3度押印。その後、参拝者が白い紙を手のひらで構えるようにして持ち、神職が気合を込めて一人一人に押した。

 宝印を受けた本宮町伏拝の笹野みよ子さん(69)は「一年間無事に、家族皆が健康で暮らせればと願って毎年来ている。しっかりと押してもらったので、今年も良い一年になるように思う」と話していた。


写真【八咫烏神事で、手のひらで持った紙に宝印を押してもらう参拝者(7日、和歌山県田辺市本宮町で)】

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