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清水寺の貫主が講話と揮毫 田辺市の寺で

 和歌山県紀南地方の西山浄土宗27カ寺の檀信徒でつくる南紀西山護法会は4日、田辺市芳養松原1丁目の善徳寺で、総代役員らの研修会を開いた。清水の舞台で有名な清水寺(京都市)の森清範貫主が「言霊のちから」と題して講話した。揮毫(きごう)も披露して参加者を喜ばせた。

 森貫主は、日本漢字能力検定協会が毎年12月に清水寺で発表している「今年の漢字」を、特大の筆で揮毫している。

 総代役員や住職ら約250人が講話を聞いた。森貫主はユーモアたっぷりにさまざまな体験談や例を紹介しながら言葉の大切さを強調。「声には力がある。声には魂がある。気を付けないといけないのは、言葉は相手を傷つける場合がよくある」と指摘した。

 言葉は重要な意味を持っているとして「言葉一つで相手に感動も、価値観を変えることもできる。いい言葉を使って人間の関係、人間社会を構築していくことが大切」と呼び掛けた。

 「今年の漢字」にも触れ、テレビで放映されるとすぐに「筆順が違う」や「何であんな字を書くんや」「こんな所ははねない」などと意見が届くことも紹介した。

 講話終了後、大きな和紙(縦約1・8メートル、横約1メートル)に善徳寺の「善」の字を揮毫した。


写真【「善」と揮毫を終えて笑顔を見せる森清範貫主(和歌山県田辺市芳養松原1丁目で)】

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