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懸賞金、最大1千万円 新宮城の復元資料集めで新宮市

 和歌山県新宮市の新宮城復元に必要な資料を集めるため、懸賞事業などについて検討している市の「新宮城復元対策委員会」(須川倍行委員長、12人)が9日、田岡実千年市長に中間答申書を提出した。懸賞金の額について、復元根拠となる古写真や設計図などは最大1千万円とし、11月からの募集開始を提言した。

 熊野川河口近くの山に築かれた新宮城は、紀州藩新宮領統治の拠点。明治の廃城令で建物は取り壊されたが、立派な石垣は残っている。「新宮城跡附水野家墓所」として国の史跡に指定されている。

 委員会は今年5月に市が設置した。城復元に向けた懸賞事業や来年に迎える新宮領主・水野家の入部(新宮入り)400年事業との連携についても検討している。

 中間答申書によると、懸賞金の対象となる資料は天守と大手門、櫓の復元根拠となる古写真や設計図などで、額の上限は天守1千万、大手門500万円、櫓200万円。期間は「文化の日」の11月3日から2020年3月末までとした。

 広報に際しては、写真などが海外に秘蔵されている可能性があるとし「全世界に向けて情報を発信していく必要がある」と提言した。

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