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キャッシュレス化一気に 外国人観光客対応で知事

 和歌山県が来年度の予算編成をするのを前に、県商工会議所連合会関係者が4日、県庁の仁坂吉伸知事を訪問し、地域経済振興に向けた施策実現を要望した。田辺商工会議所は、現金を使わずに支払いができる「キャッシュレス」の環境整備を要望。仁坂知事は「県内で一気に進めたい」と話した。

 連合会を構成する県内7商工会議所の会頭や副会頭が出席した。

 田辺商工会議所の金谷清道副会頭はキャッシュレス化について「60年ぶりの大イベント東京五輪を好機と捉え、とりわけ多くの外国人観光客が見込まれる白浜、熊野古道などの観光地で整備したい」と求めた。観光業者などから環境整備の必要性が指摘されている一方で、田辺市の商店街などでは対応が遅れているという。

 この他、大規模災害に備え、事業の継続や復旧を目的に策定する「事業継続計画(BCP)」の必要性周知▽田辺市文里湾入り口の津波対策▽県道上富田南部線の田辺市中万呂―下三栖の早急な整備も要望した。

 仁坂知事はキャッシュレス化推進について「県内ではカードが通用しない事業所が全国的に見ても多い。Wi―Fi(ワイファイ)整備を支援したように、県内で一気に進めていきたい」と述べた。


写真【「キャッシュレス化」の環境整備などを仁坂吉伸知事(手前左)に要望する田辺商工会議所の金谷清道副会頭(中央)=4日、和歌山県庁で】

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