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廃校舎グラウンドでキャンプ 地元有志が活用の糸口に

 廃校舎活用の新たな試みとして、和歌山県みなべ町清川の旧清川中学校で4、5日、グラウンドにテントを張ってキャンプをする地元有志による企画があった。参加者は、バーベキューをしたり宿泊したりして交流を深めた。関係者は「横のつながりから、今後いろいろな展開が生まれれば」と取り組みの発展を期待している。

 清川中は学校統合で2014年に廃校になった。体育館はボルダリング施設として活用されているが、校舎はほとんど手つかずだった。今年4月以降、町地域おこし協力隊の青木友宏さん(27)が交流拠点にする目的で事務所を開いたり、森林組合が備長炭の原木となるウバメガシの苗木を育てる場所として、校舎軒下を利用したりしている。

 そんな中、ボルダリング施設を利用している町内の農家、岡田幸大さん(30)から青木さんに「グラウンドにテントを張ってキャンプするのはどうだろうか」という提案があり、青木さんが、校舎を所有、管理する町に許可を得て今回の企画に至った。

 山に囲まれた校舎。裏手には小さな川もある。アウトドアを趣味にする人など、それぞれが知人や友人に声を掛け、会費制でキャンプをした。町内や田辺市、白浜町、上富田町、由良町などから25人が集まった。

 参加者は夕方からグラウンドにテントを設置。緑やオレンジ、黄など色とりどり、大小さまざまなテントが並んだ。バーベキューではアユ漁の鑑札を持つ地元の人が近くの川でたも網で捕ったアユも焼いて食べ、ギターなど音楽演奏をバックに歓談を楽しんだ。


写真【参加者が持参したテントが並ぶ旧清川中学校のグラウンド(和歌山県みなべ町清川で)】

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