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21日から予定通り開催 いけす破損のイルカ事業

 台風7号による高波でいけすが壊れ、開催が危ぶまれていた和歌山県田辺市の扇ケ浜海水浴場でのイルカの触れ合い事業が、予定通り開催できることになった。太地町の町立くじらの博物館から組み立て式のいけすを借り、21日〜8月19日に実施する。同事業は10年目の今年を最後に幕を閉じる予定で、主催者は多くの来場を呼び掛けている。

 イルカふれあい事業実行委員会(事務局・南紀みらい)が主催する「南紀田辺ビーチサイドドルフィンin扇ケ浜」。海水浴場への誘客を通じて中心市街地を活性化させようと、2009年に初めて開催した。太地町の町立くじらの博物館からイルカ2頭を借り、海水浴場に設けた専用のいけすで触れ合ったり、一緒に泳いだりすることができる。

 今年は1日にいけすを設置していたが、台風7号による高波の影響で4日未明、骨組みに使っているパイプが3カ所破損。修復が不可能な状態となっていた。

 開催をほぼ諦めていたところ、くじらの博物館に解体して陸送できるいけすがあることが分かったという。

 11日は朝から実行委のメンバーらが磯間漁港に集まり、トレーラーで運ばれてきたいけすを組み立てる作業に励んだ。イルカの搬入は13日にする予定。

 イルカの触れ合い事業は、京阪神からも多く訪れる人気イベント。昨年までの9年間の延べ入り込み客数は8万3053人で、最も多かった10年は1万5049人が来場した。


写真【トレーラーで運ばれてきたいけすをクレーンを使って下ろす作業をする実行委のメンバーら(11日、和歌山県田辺市の磯間漁港で)】

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