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Iターン者も担い手に 古座川町の獅子舞

 和歌山県古座川町池野山の八坂神社で14、15日に営まれる例祭に向け、同町高池の上部集会所で区民らが獅子舞の稽古に励んでいる。Iターン者も担い手として加わり、伝統芸能を支えている。

 祭りは、高池上部と池野山の区民が営んでいる。獅子舞は四十数年前までは、高池上部の若者でつくる青年団「有為館同心社」が担っていたが、若者が少なくなってきたことから区が引き継いでいる。「幣の舞」「乱獅子」「神明賛」の3演目を奉納する。

 稽古は2日から始まり、土日曜を除き、毎夜続ける。担い手は20人ほどで、そのうち4人はIターン者。

 2009年に東京都から移り住んだ山本拓自さん(46)は妻ちどりさん(39)と一緒に13年から加わった。その後、山本さんの誘いでIターンの男性2人が増えた。

 6日夜も笛や太鼓の音に合わせて稽古をした。山本さんは「楽しくて仕方がない。都会では味わえなかったことを体験させてもらっている。本番では盛り上げたい」と意気込む。ちどりさんは笛を担当。フルートの経験があり、軽やかに奏でている。

 高池上部の南克明区長(67)は「Iターンの人に助けてもらって続けられている。祭りは地区の交流が深まり、連帯感が生まれる。これからも何とか続けたい」と話している。


写真【八坂神社の例祭に向け、獅子舞の稽古をする区民ら(和歌山県古座川町高池で)】

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