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イルカイベント危機 高波でいけす破損、田辺市

 和歌山県田辺市の扇ケ浜海水浴場で毎年夏にあるイルカの触れ合い事業が、開催の危機に陥っている。イルカを泳がせるいけすが4日の高波で破損し、修復も間に合わないという。イベントは10年目の今年が最後の予定で、主催する実行委員会は「代替のいけすを借りて、何とか開催したい」と協力を呼び掛けている。

 「南紀田辺ビーチサイドドルフィンin扇ケ浜」は、海水浴場への誘客を通じて中心市街地を活性化させようと、2009年に初めて開催した。太地町の町立くじらの博物館からイルカを借り、海水浴場に設けた専用のいけすで触れ合ったり、一緒に泳いだりすることができる。

 いけすは12メートル四方で、外側にイルカを見物する1・5メートルの通路部分がある。12日のイルカの搬入に向け、1日に海水浴場に設置した。台風7号の影響による高波で、いけすが破損し、堤防からいけすへと続く約25メートルの桟橋もバラバラになった。

 イベントは21日〜8月19日の開催を予定している。桟橋は修復できる見込みで、いけすさえ確保できれば開催できるという。実行委によると、イルカが小型のため、10メートル四方くらいまでで、少し手を加えてイベントに活用できるいけすを探している。


写真【台風7号による高波で破損したイルカのいけすと接続の桟橋(5日、和歌山県田辺市の扇ケ浜海水浴場で)】

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