AGARAKiiLifeみかんKiiSearch

児童虐待の相談過去最多 和歌山県、17年度に1142件

 2017年度に和歌山県の児童相談所に寄せられた児童虐待の相談件数は、過去最多だった前年度より19件多い1142件だった。ここ10年で2倍以上に増えている。県は「全国的に児童虐待の死亡事例が報告され、関心が高まっていることや、通報制度が周知されてきたためではないか」と分析している。

 県は1990年度から調査している。427件だった2008年度から毎年のように増加している。10年度は640件だったが、それ以降、932件の14年度まで毎年、過去最多を更新。16年度には千件を超えて1123件となり、17年度はさらに増えた。

 17年度に寄せられた相談のうち、最も多いのが言葉による脅しなどの「心理的虐待」で526件。全体の46%を占めた。15年度は347件で39%、16年度は481件で43%と、件数も割合も増加傾向にある。家庭内での暴力が子どもの前であった場合、近年、心理的虐待として数えられるようになったことが増加の要因という。

 次に多かったのは殴る、蹴るなどの「身体的虐待」で前年度比20件増の325件(28%)。食事を与えない、不潔にする、車内に放置、重い病気でも病院に連れて行かないなどの「ネグレクト」は44件減の280件(25%)、性的虐待は2件減の11件(1%)だった。


写真【和歌山県児童相談所に寄せられた虐待相談件数】

更新)