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移民多いブラジル身近に 田辺市などで国花植える

 和歌山県民や県出身者でつくる「県中南米交流協会」(真砂睦代表)は、県内からの移住者が多いブラジルをもっと身近に感じてもらおうと、ブラジルの国花である「イペー」を田辺市や周辺の公園、学校などに植樹した。会員らはブラジルと和歌山県の友好のシンボルとなるよう期待している。

 苗木は高さ1・5メートルで、4月中に白浜町十九渕の富田小学校、田辺市神子浜1丁目の東陽中学校、同市中三栖の衣笠中学校など8カ所で計13本植えた。

 富田小は、ブラジル和歌山県人会の初代会長でブラジル農業の振興に貢献した竹中儀助さん(1889〜1965)の母校。東陽中は、ブラジルで持続的な農業を目指すアグロフォレストリー(森林農業)を進めた坂口陞さん(1933〜2007)の母校。衣笠中は、戦後に三栖地域からブラジルへの移住が多かったことから選ばれた。

 このほか植樹したのは、田辺市たきない町の新庄総合公園、白浜町の平草原公園や南方熊楠記念館、上富田町岩田の県福祉事業団、協会副代表の冨家力さん(69)が田辺市上三栖で経営する農園。

 いずれも3年ほどたてば、春にちらほらと咲くとみられる。今後も希望があれば植えたいという。


写真【グラウンドにイペーの苗木を植樹する児童代表(8日、白浜町十九渕で)】

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