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太平洋岸自転車道の整備要望へ 和歌山県

 和歌山県内の市町村長と県幹部による「全県市町村長会議」が14日、和歌山市の自治会館であり、自転車による地域振興を話し合った。県は自転車愛好者を呼び込もうとサイクリングロードを整備しているが、ほとんどが一般道を活用していることから、仁坂吉伸知事は今後、国に対して「太平洋岸自転車道」の整備再開の要望を検討するなど、自転車専用道のネットワーク化を進めたい考えを示した。

 県は2014年度から紀ノ川沿いや海岸沿い、山間の県内計800キロについて、サイクリングロードとして道路上に青の線(ブルーライン)を引いて整備。ルート地図を作製して配布しているほか、自転車の整備や休憩ができる場所の設置を促進したり、催しを開いたりといった取り組みを進めている。

 これに関連し、和歌山市の尾花正啓市長が、安全な通行空間の確保や広域的な催し開催などについて、議論を呼び掛けた。高野町の平野嘉也町長も、トンネル内では車のドライバーから自転車が見えにくいなどの声を紹介した。

 仁坂知事は「サイクリングが上手な人でなくても、安全にゆっくり走れるような専用線が必要」と回答。県が整備しているルートのうち、専用道は紀ノ川河川敷にしかないことから「一部しかない太平洋岸自転車道(整備事業)を復活させて、専用線のネットワークとして造ってもらうよう、国に要求したいと思っている」と述べた。


写真【自転車を活用した地域振興などについて話し合う全県市町村長会議(14日、和歌山市で)】

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