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宮本亜門さん熊野を語る 本宮大社創建2050年記念

 演出家の宮本亜門さん(60)のトークショーが12日、和歌山県田辺市本宮町の世界遺産熊野本宮館であり、約200人が来場した。本宮町にある世界遺産・熊野本宮大社(九鬼家隆宮司)の創建2050年を記念した催し。宮本さんは「ニッポンを演出する」と題して、日本文化や熊野の魅力などについて語った。

 宮本さんは子どものころから日本舞踊や茶道、仏像鑑賞などをし、日本の文化が大好きだったことを紹介。ミュージカル、オペラなどの演出家として活躍する中で「やはり自分がやりたいのは日本のもの。日本の精神を伝えることじゃないかと30代ぐらいで明確になってきた。僕が西洋で学んだことに和の魂を入れ込む『和魂洋才』をやっていった」と話した。

 パネルディスカッション「熊野を語る」には、宮本さんのほか、九鬼宮司、本宮中学校3年生の西浦満さんと伊永睦さんがパネリストとして参加。和歌山放送ラジオカーリポーターの山下博美さんがコーディネーターを務めた。

 熊野を訪れたのは今回で2回目という宮本さんは、前日に古道歩きを体験。「熊野古道はすべてが参道のようで、愛情がこもった道だと感じた。精神性や心、自然の生の姿という最も現代人が求めているものが、ここにはあるのだと思う」などと話した。


写真【パネルディスカッションで、意見を交換する宮本亜門さん(左から2人目)ら=和歌山県田辺市本宮町で】

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