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熊野本宮大社で新茶祭 新芽摘み奉納

 和歌山県田辺市本宮町特産の「音無(おとなし)茶」の茶摘みシーズンを前に、熊野本宮大社(九鬼家隆宮司)で17日、産地の発展を願う「新茶祭」が営まれた。みこらが柔らかい新芽を摘み取り、神前に供えた。

 音無茶は平安時代に京都から持ち込まれたのが始まりとされる。

 音無茶の品質向上や産業の発展を祈る神事。熊野古道沿いの祓殿王子近くにある大社の茶畑(広さ約10アール)で、赤いたすきのみこ2人と大社敬神婦人会役員5人が新芽を摘み取った。神前では地元の本宮町茶業生産組合やJAみくまのなどの関係者が参列して祈願した。

 JAによると、町内では川湯や伏拝などの約40戸が計約5ヘクタールの畑で栽培。一番茶の収穫は4月末ごろからになるという。

 生産組合の松本喜代志組合長代理(89)は「今年は霜の被害がなく、天候に恵まれ、おいしいお茶ができそう」と話した。


写真【熊野本宮大社の茶畑で、新芽を摘み取るみこ(17日、和歌山県田辺市本宮町で)】

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