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使用済み核燃料施設拒否を 県外団体が白浜町長に要望書

 脱原発を求める和歌山県外の市民団体のメンバーが16日、白浜町役場を訪れ、原子力発電所から出る使用済み核燃料の中間貯蔵施設を受け入れない意思表示を求める要望書を井澗誠町長に手渡した。

 井澗町長は「電力会社や国からは申し入れはなく、情報もないのが現状。決して前向きではなく白紙で、コメントのしようがない」などと応じ、受け入れの拒否は明言しなかった。

 要望したのは、市民団体で構成する「避難計画を案ずる関西連絡会」の小山英之さん(78)=堺市=ら。京都府や兵庫県からも計9人が要望のために訪れ「早急に拒否の姿勢を表明していただきたい」と求めた。「脱原発わかやま」代表の冷水喜久夫さん(67)=白浜町大古=ら県内団体の5人も同席した。

 東京電力福島第1原発の事故で福島県浪江町の自宅に戻れず、兵庫県三木市で暮らしているという菅野みずえさん(65)は「町長が守るべきなのは町民の健康や生活の安全、子どもたちの未来であるはず。私という見本がある。こんな苦労は誰にもしてほしくない。中間貯蔵施設の立地は原発を動かす『約束』にもなってしまう」と訴えた。

 受け入れ拒否の意思表明を求める井澗町長への要望は、県内の8団体も2月に提出している。


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