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アオリイカの産卵床設置 串本ダイビング事業組合

 和歌山県串本町内のダイビング業者22社でつくる「串本ダイビング事業組合」(小松誠司会長)は12日、ダイビングポイント4カ所にアオリイカの産卵床を設置した。1〜2週間ほどすると、産卵シーンが見られるのではないかという。

 アオリイカの産卵場所を確保し、串本の海をアピールして盛り上げようと、同組合が毎年取り組んでいる。

 この日は同町串本の袋港を、ダイバーら18人がボート3隻に乗って出港。潮岬沖約200メートルにある「グラスワールド」「備前」「中黒礁」と、同町有田の串本海中公園沖約100メートルにある「イスズミ礁」の水深約10〜18メートルの海底に産卵床を設置した。産卵床は雑木を束ねて作ったもので、高さ約3メートル。それぞれの場所に1セットずつ、土のうとロープで固定した。

 同組合イベント部の中井嘉昭さん(44)によると、昨年は産卵床を沈めた翌日にアオリイカが卵を産んでいるのが確認できた。今年は黒潮の大蛇行で海水温が例年より2度ほど低い状態が続いており、産卵するのに十分な条件とはいえないという。この日の海水温は16度ほどだった。


写真【産卵床を海底に設置するダイバー(12日、和歌山県串本町で)=串本ダイビング事業組合提供】

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