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最新の救助工作車導入 田辺市消防本部

 和歌山県の田辺市消防本部は、交通事故や震災、水難事故、山岳救助などさまざまな災害に対応する最新型の「救助工作車」を導入した。市消防本部の特別救助隊が、12日から運用を始めた。

 最新型の救助工作車を配備するのは県内で初めて。市消防本部では同様の車両を2000年に配備したが、河川での救助事案が増えたことなどを受け、より多くの資機材を搭載できるよう車両の更新に伴い新型の救助工作車を導入したという。

 新たな救助工作車は、全長約8メートル、幅約2・4メートル、高さ約3・2メートル。総重量は約12トンで、乗車定員は5人。約1億2千万円で購入した。武蔵坊弁慶をイメージした外装は、市消防本部の職員が手掛けたという。

 クレーンやウインチ、夜間でも活動できる発光ダイオード(LED)照明2基を搭載しているほか、交通事故などで用いる油圧救助器具はエンジン駆動からバッテリー駆動に変更した。線をつながなくても駆動するため、より早く活動を開始できるようになったという。

 また、震災による倒壊家屋などでの救助活動に向けて、電動工具や救助用支柱、建物の隙間から中に人がいないかを確かめる簡易画像探査機なども新たに取り入れた。水難救助用の器具も種類を増やした。


写真【田辺市消防本部に配備された新しい救助工作車(11日、和歌山県田辺市新庄町で)】

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