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政活費をホームページで公開 和歌山県議会

 和歌山県議会は議員に交付される政務活動費(政活費)の使途について透明性を高めようと、2017年度分から収支報告書を県議会ホームページ(HP)で公開する。一方で、使途の裏付けとなる領収書のHP公開については、まだ実現せず、検討を続けているという。

 県議会の議会改革検討委員会と会派代表者会議が3月に、収支報告書のHP公開を決定した。

 政活費は県から「調査研究その他の活動の必要経費の一部」として、報酬とは別に交付されている。月額で議員個人に27万円、会派に1人当たり3万円。

 収支報告書や添付書類は、各議員や会派代表者が前年度分を4月末までに提出。県民らは7月から議会事務局で閲覧できるが、複写が必要な場合は1枚につき10円の手数料が必要となっている。

 収支報告書をHPで公開すれば、時間や場所を問わず自由に閲覧でき、手数料も不要となる。県議会事務局によると、この取り組みは、すでに26府県議会で実施されていて17年度分からの公開は和歌山以外に岐阜、秋田県議会も開始する。

 ただ、使途の裏付け資料となる領収書の写しのHP公開については、検討委員会で議論が続いている状況。県外では8府県議会が公開していて、今後も増えていくとみられる。

 全国各地で地方議員による政活費をめぐる不正が発覚した16年、市民団体「市民オンブズマンわかやま」は県議会議長に対し、収支報告書と領収書の県議会HPでの公開を陳情。しかし、検討されなかったため、13年度分を入手し、同団体が自らのHPに公開している。


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