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選抜準優勝を知事に報告 智弁和歌山野球部

 和歌山市の智弁学園和歌山高校の野球部員が10日、県庁の仁坂吉伸知事を訪問し、第90回選抜高校野球大会の準優勝を報告した。18年ぶりの決勝進出を果たしたが、決勝では大阪桐蔭に及ばなかった。選手らは「夏こそ甲子園で大阪桐蔭を倒して優勝する」と熱い闘志を見せた。

 智弁和歌山は今大会初戦、富山商業に4―2、続いて国学院栃木に7―4で勝利。準々決勝の創成館(長崎)には延長10回11―10の逆転サヨナラ勝ち、準決勝の東海大相模(神奈川)も延長10回12―10で勝ったが、決勝では2連覇を狙う大阪桐蔭に2―5で敗れた。

 大阪桐蔭とは、昨春の近畿大会、夏の甲子園、秋の近畿大会と主要3大会連続で対戦したがいずれも敗れていて、選抜大会も打倒大阪桐蔭を目標にしていた。

 主将の文元洸成君(3年)は「厳しい試合が続いたが、全員で力を合わせて乗り切ることができた。優勝は逃したが、チームとしても個人としても成長できた」と振り返った。その上で「夏は和歌山大会から気を引き締めて、あの場所に戻り、大阪桐蔭を倒して優勝できるよう頑張る」と誓った。

 高嶋仁監督も「(今大会では)まだまだ力は出ていなかった。夏は8分、9分の力を出して、大阪桐蔭をやっつけてほしいと思っている」とハッパを掛けた。

 仁坂知事は「決勝戦をスタンドで応援できたのは皆さんが一生懸命やっていただいたおかげ」とねぎらい、主将の文元君に記念品を手渡した。



 串本中出身でエースの平田龍輝君(3年)は、印象に残った試合に準々決勝の創成館戦を挙げた。2点を追う9回2死から、自身が三遊間を破る同点適時打を放った場面では「(同点のランナーが)二塁から帰ってきたのを見て、むちゃくちゃうれしかった」と話した。投手としては「打たれた印象しかないが、最後の夏は疲れなど言い訳にしたくない。自分が全て投げきって、全国優勝したい」と意気込みを語った。


写真【選抜高校野球大会準優勝を仁坂吉伸知事(左)に報告する智弁和歌山野球部員=10日、和歌山県庁で】

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