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移動スーパー運行開始 古座、古座川でJAみくまの

 和歌山県のJAみくまの(村上幸弘組合長)は10日から、冷蔵庫付きの軽トラックに食料品や日用品を積んで、希望者の家などを回って販売する移動スーパー「とくし丸」事業を串本町の旧古座町地域と古座川町で始めた。日常の買い物に不自由している「買い物難民(買い物弱者)」の支援になるだけでなく、高齢者の見守りにもなるという。

 同JAによると、管内では65歳以上の人が全体の約38%を占める。「とくし丸」は徳島市にある企業が始めた取り組み。名称は、社会事業や公共福祉などに熱心に協力するという思いを込めた「篤志」と「徳島」をかけている。同JAでは社会問題になっている買い物難民対策、見守り支援で地域に貢献したいと、企業と連携してノウハウの提供を受け、昨年2月から導入。那智勝浦町と太地町を対象に2台、新宮市を対象に2台が既に運行しており、今回で5台目になる。

 とくし丸を運転する販売担当者が、買い物を通じて地域の高齢者に異変がないか確認する「見守り」の役割をすることになるため、同JA、串本町、古座川町の3者が地域見守り協定を結んだ。

 初運行の10日、串本町西向のAコープこざ店で出発式があり、関係者約30人が見守る中、村上組合長や両町職員らがテープカットをして、移動販売の開始を祝った。


写真【食料品や日用品を積んだ「とくし丸」の前でテープカットをする関係者(10日、和歌山県串本町西向で)】

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