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早朝野球の青春再び 元選手らがOB会開催へ

 田辺市勤労者早朝野球連盟(和歌山県)の元選手有志が25日、田辺市東山1丁目の紀伊田辺シティプラザホテルで初の「OB会」を開く。連盟は2001年まで約50年にわたって活動し、多い時で約40チーム、600人が加盟していた。「楽しかった当時の思い出を仲間たちと語り合いませんか」と多くの参加を募っている。

 連盟には地域や事業所などでつくるチームが加盟。今はない市民球場やグリーン球場で紀伊民報社杯などの大会が開かれ、年間を通じて多くの試合をした。

 連盟の事務局を長年務め、田辺市のチーム「シャロン」でプレーしていた同市新万の理容店経営、藪言方さん(67)は「当時は今より娯楽が少なく、多くの若者が参加した。早朝野球は自分たちの青春で、働く人にとって元気の源だった。みんなで球場を清掃し、ボランティア精神も身に付いた。野球を通じて人の輪が広がった」と振り返る。

 隆盛を誇った田辺地方の早朝野球も、娯楽の多様化や生活スタイルの変化などで徐々にチームが減っていった。2000年10月にグリーン球場であった紀伊民報社杯大会の参加は5チーム。01年には4チームになり、自然消滅のような形で早朝野球が終わってしまったという。「もう一度みんなで集まってあいさつしたい」と、藪さんや連盟の理事長をしたことがある計5人が発起人になり、OB会の準備を進めた。

 申し込み、問い合わせは、藪さん(電話090・8756・8218、ファクス0739・25・3494)へ。


写真【1990年代に田辺市民球場で開かれた知事杯大会の開会式(提供)】

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